音楽祭２０周年を迎えて

おかやま音楽祭は、平成６年に岡山シンフォニーホール開館３周年イベントとして産声を上げました。岡山シンフォニーホールでの公演を中心に２６事業を実施し、全国初の「コンサート電車」も第１回より“発車”しました。
第２回からは市民参加型企画がスタート、また、回を重ねる中で「大好きクラシック」や「おかやまジャズフェスティバル」などのイベントも誕生しました。
平成１９年からは「おかやま国際音楽祭」と改称し、内容を拡大。『創造と発信』『国際交流』『新しいアーティストの発掘・育成』をテーマに、“多彩なジャンルで誰もが楽しめる音楽祭”として展開し、芸術性の高いホールコンサート、多くの人で音楽の歓びを分かち合う野外イベント、ワークショップなどの人材育成イベント、そして市民の皆さまによる企画事業など、昨年度までで事業数は６００を越え、６０万人以上の方にお越しいただいています。
今年で音楽祭も２０歳。大人になった音楽祭が、次の２０年に向かって新たな歩みを始めます。